『フィシスの波文』
<トークイベント決定!>
映画『フィシスの波文』 9月26日(金)~10月9日(木)にて上映決定! 9月28日(金)、10月3日(金)~10月9日(木)は即興音楽家フレッド・フリスによる4日間の楽曲メイキング映像『INPERFECTION』を併映。 ※火曜日は休館日のため上映はございません。
そして 9月28日(日)12:35の回、10月5日(日)12:35の回にてトークイベントを開催いたします!
<トークイベント概要>
9月28日(日)12:35の回 登壇者 巻上公一さん(音楽家) [聞き手]河合早苗さん(企画・製作・プロデューサー) ・・フレッド・フリスの即興音楽を中心にお話いただきます!
10月5日(日)12:35の回 登壇者 中津川浩章さん(美術家) [聞き手]河合早苗さん(企画・製作・プロデューサー)
※登壇者は予告なしに変更になる場合がございます。ご了承ください。
会場:小田原シネマ館劇場内
料金:本編鑑賞料金 ※舞台挨拶の観覧は9月28日(日)12:35の回、10月5日(日)12:35の回上映終了後、それぞれの本編観覧者限定となります。 ※舞台挨拶の進行状況により、上映スケジュールが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください
チケットは劇場窓口(現金のみ)、オンライン(クレジットカードのみ)で販売いたします。 チケットの販売は2週間前からを予定しています。 9月28日(日)回・・・9月15日(月)から販売開始予定 10月5日(日)回・・・9月22日(月)から販売開始予定
皆様のご来場をお待ちしております!
※チケットの完売次第、販売を終了いたします。
<予告編>
<作品概要>
人はなぜ文様を描くのか? 京都に400年受け継がれる唐紙を起点に、文様にかたどられたフィシス(あるがままの自然)を辿る。 千田堅吉(唐長十一代目唐紙屋長右衛門)、千田郁子(唐長)、鶴岡真弓(芸術人類学者)、ピエール=アレクシィ・デュマ(エルメスアーティスティック・ディレクター)、戸村 浩(美術家)、 皆川明さん(デザイナー / mina perhonen 設立者)らが出演。 今年で創業400年を迎える、和紙に文様を手摺りする唐紙を継承してきた京都の工房「長」。その手仕事の現場から、本作は始まる。植物文、雲や星を表す天象文、渦巻きや波文などが刻まれた江戸時代の板木に、泥絵具や雲母を載せ、和紙に文様を写していく。その反復によって生み出される唐紙の、息をのむような美しさ。あるがままの自然のかたち、動き、リズム、色合い。茂木綾子監督のカメラは、古の人々の視線と重なるかのように、文様と、その源となった自然の様を丁寧に映し出していく。
<クレジット>
2023年/85分/日本/カラー・モノクロ/1.90:1/ステレオ 監督・撮影・編集/茂木綾子 出演/千田堅吉(唐長十一代目 唐紙屋長右衛門)、千田郁子(唐長) 鶴岡真弓(芸術人類学者) ピエール=アレクシィ・デュマ(エルメス…
『ハッピー☆エンド』
<トークイベント決定!>
映画『ハッピー☆エンド』 9月13日(土)~9月25日(木)にて上映決定 ※火曜日は休館日のため上映はございません。
そして 9月13日(土)12:30の回、9月15日(月)12:30の回にて舞台挨拶付き上映を開催いたします!
<トークイベント概要>
9月13日(土)12:30の回 登壇者 三好春樹さん(生活とリハビリ研究所 代表) オオタヴィン監督
9月15日(月)12:30の回 登壇者 三枝美和子さん((一社)いつでもどうぞ 理事) 前川育さん(ピンクリボンぷらすODAWARA) [ファシリテーター]長谷川悦子さん(まほろばスタジオ)
※登壇者は予告なしに変更になる場合がございます。ご了承ください。
会場:小田原シネマ館劇場内
料金:本編鑑賞料金 ※舞台挨拶の観覧は9月13日(土)12:30の回、9月15日(月)12:30の回上映終了後、それぞれの本編観覧者限定となります。 ※舞台挨拶の進行状況により、上映スケジュールが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください
チケットは劇場窓口(現金のみ)、オンライン(クレジットカードのみ)で販売中です。
皆様のご来場をお待ちしております!
※チケットの完売次第、販売を終了いたします。
<予告編>
<作品概要>
在宅緩和ケア医師の萬田緑平先生の診療所は、いつも笑い声が絶えません。 「在宅緩和ケア」それは身体と心の苦痛をやわらげ、自分らしい生活を送れる希望の医療です。 痛みのない日常生活を続けられる「在宅緩和ケアという新たな選択肢」は病院の面会が禁止されたコロナ禍を経て、さらに大きな注目を集めています。
<クレジット>
『ハッピー☆エンド』 製作:まほろばスタジオ 配給:新日本映画社 ©まほろばスタジオ 出演|萬田緑平(在宅緩和ケア医) 樹木希林 ナレーション|佐藤浩市 室井滋 エンディングテーマ|ウルフルズ「笑えればV」 監督|オオタヴィン 製作|まほろばスタジオ 配給|新日本映画社 2025|日本|85分|カラー|16:9|ステレオ| 公式サイト: https://www.happyend.movie/
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『温泉シャーク』
<舞台挨拶決定!>
映画『温泉シャーク』 9月13日(土)~9月25日(木)にて上映決定! ※火曜日は休館日のため上映はございません。
そして! 9月13日(土) 15:05の回にて舞台挨拶付き上映を開催いたします!!
<舞台挨拶概要>
登壇者 永田雅之プロデューサー
※登壇者は予告なしに変更になる場合がございます。ご了承ください。
会場:小田原シネマ館劇場内
料金:本編鑑賞料金 ※舞台挨拶の観覧は9月13日(土)15:05の回上映終了後、本編観覧者限定となります。 ※舞台挨拶の進行状況により、上映スケジュールが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください
チケットは劇場窓口(現金のみ)、オンライン(クレジットカードのみ)で販売中です。 チケットの販売開始時間:窓口8月31日(日)10:00~、オンライン8月31日(日)0:00~
皆様のご来場をお待ちしております!
※チケットの完売次第、販売を終了いたします。
<予告編>
<作品概要>
2024年 日本発サメ映画爆誕! SNSでバズりにバズって、クラウドファンディングで大盛りあがり! サメマシマシプランが話題となり、劇中に432匹のサメの登場が約束されている怪作 特撮と温泉とサメが融合して、この夏劇場を暑くすること間違いなし!!! SNSで話題をさらった怪作がついに全国劇場で公開。 2023年に実施したクラウドファンディングでは開始からわずが5時間で目標金額100万円を達成! 最終的には、1278人の支援者と1支援ごとにサメが増えるプランで432匹が登場決定。 全国自主怪獣映画選手権2連覇の鬼才・井上森人監督が特撮と温泉とサメの大群で日本から世界のサメ映画界に殴り込みをかける!
<クレジット> 金子清文 / 藤村拓矢 中西裕胡 内藤正記 椎名すみや 安原寛之 奥野翼 長谷川愛美 野二紀人 川崎美海 藤井太一 瑚崎まい 日比茉鈴 武田一馬 宇佐美えり 蒼井小鳥 末永雄大 にーな 板倉光隆 はぎわら水雨子 詩野 宮脇優 阪口采香 こばやしあきこ 安保匠 大迫茂生 巻上公一 青柳尊哉 赤星昇一郎 / 高樹 澪 脚本・監督:井上森人 音楽:神馬 譲 テーマ曲:Storytellings「灼熱の戦歌」 撮影監督:井野口功一 監督補・特撮コーディネーター:島崎淳 特撮美術・造形プロデュース:三木悠輔 特撮スーパーバイザー・操演:中山亨 CG:ソザオール袴田真也 特殊音響効果:平沢進 整音:谷澤宗明 プロデューサー:辻谷朱美 企画・原案・製作:永田雅之…
2025年3月6日 舞台挨拶 『春をかさねて』『あなたの瞳に話せたら』
3月6日、佐藤そのみ監督の舞台挨拶が小田原シネマ館で行われました。 当日は多くのお客様にお集まりいただき、客席はほぼ満席でした。
『春をかさねて』は東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市大川地区を舞台に、震災で妹を失った2人の女子中学生の繊細な心の揺れをみずみずしく描いた作品です。2019年に製作されました。監督は日本芸術大学映画学科を出ており、小学校6年生の頃から絵や小説を書くのが好きでいつか自分の生まれ育った大川地区で映画をとりたいと思っていたそうです。
そして、2011年東日本大震災。 監督も、小学校2年生だった妹さんを失ってしまったそうです。 震災から8年後、いつか大好きな大川地区で映画がとりたいという思いが蘇り、それならば震災をもとに映画を作ろうと決心したそうです。
『春をかさねて』は震災で妹を亡くした14歳の祐未役を演じた斎藤小枝さんは石巻市出身であり、マスコミ役の方は当時震災でニュースを報道した本当のマスコミの方たちだそうです。そして祐未のお父さん役の方は実際に娘さんを亡くされていて、彼の劇中のセリフはご自身の言葉であったそうです。 祐未の幼なじみで同じく妹を亡くしたれい役の50%は監督ご自身が投影されているとのことでした。
そしてこの物語では友情が描かれています。監督は、震災後に人と人との間に距離ができてしまったと感じておりました。そんな人間関係を、映画の中では友人同士の仲直りという形で描かれており、ここにも監督の思いが詰まっています。
『あなたの瞳に話せたら』こちらは監督の卒業制作で作られた作品でした。 『春をかさねて』で描ききれなかった部分がドキュメンタリーとして作られています。
この作品は手紙を主軸に描かれています。 当時マスコミの方に何度もカメラをむけられたこと、手紙の方が亡くなった方の生前がより思い浮かぶのではないかと手紙をテーマにしたそうです。 また撮影は台風の被害にあわれた地域にも足を運んだそうです。 監督は地元の人を傷つけないか、という思いからこの作品を2年間封印していたそうです。しかしだんだんと周りから上映希望があり考えが変わり上映に至ったということです。
【お客様からの質問】
Q:遺族の方で手紙をかけないという方はいませんでしたか A:未だにおもてに出られない、手紙は書けないという方がいました。
Q:観光で行こうと思うが受け入れてくれるでしょうか A:人それぞれでまだ受け入れられない人もいます。 私(監督)はどんどん来てほしい。元々は被災地ではないしたくさんの人にこの町の魅力を知ってほしいです。
Q:今後の活動は A:30分短編の『スリーピング・スワン』という作品が公開予定です。 こちらは35歳以下対象の監督がオーディションを受けて選ばれたのち、プロのスタッフさんに撮影していただきました。
短い時間でしたがとても貴重なお話を聞くことができました。当時、人との間に距離ができてしまったというお話がありましたが、人は辛いことにあうと心の安定がとれなくなってしまいます。そしていつの間にか人との間にも距離が…。もちろんみながみなではないかもしれませんが 今もどこかで自然災害はおきています。いつ自分自身にふりかかるかもわかりません。 また災害にあわれた方々の気持ちはわかろうと思ってもわかるものではありません。 しかし記憶に残すことはできます。 こうして映画として そして画面を通して人の痛みや傷を少しでも感じとれないでしょうか
佐藤そのみ監督、大川地区の皆様ありがとうございました。
3月11日祈りを込めて
登壇中の佐藤監督
当館では『PERFECT DAYS』上映に寄せ、パンフレットと幸田文『木』を販売中! パンフレットは、舞台裏写真に加え、インタビューなど盛り沢山(田中泯さんによる手書き原稿は圧巻です……!)。表紙をめくって現れる、木々を映した半透明の装丁も素敵です。
『木』は、劇中の古本屋で平山が見つける作品。こちらの販売は、平井書店さんとのタイアップ企画でもあります。本を通じて平山に会いに行きましょう!
<作品概要> 監督:ヴィム・ヴェンダース 脚本:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬 出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和ほか 2023年/日本/124分 ※ チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。

