映画『シェアの法則』
小野武彦、映画初主演の話題作! シェアハウスを経営する老夫婦と、さまざまな背景をもつ住人たちとのかかわりを描いた舞台「シェアの法則」(作:岩瀬顕子/劇団青年座が上演)が映画化。主演は『踊る大捜査線』シリーズをはじめ『鍵泥棒のメソッド』『ザ・マジックアワー』など名脇役として舞台・テレビ・映画に引っ張りだこの小野武彦。芸歴57年目にして映画「初」主演というのも大きな話題となっている。脇を固めるのは実力派俳優の貫地谷しほり、人気上昇中の浅香航大、名脇役の鷲尾真知子、ハリウッド作品にも出演の岩瀬顕子、そして小野武彦とはデビュードラマで共演依頼、40年来の仲の宮崎美子。舞台版に引き続き岩瀬が脚本を担当し、『うちの執事がいうことには』の久万真路が監督。シェアハウスで起こる身近な問題を通して、人と人の繋がりや多様性を認める社会の大切さを描く心温まる物語。
この度、小田原シネマ館で8月2日(金)~8月15日(木) 毎日10:30の回で上映いたします。 ※火曜日は休館日のため上映がありません。
<連日舞台挨拶決定!!>
映画『シェアの法則』 8月2日(金)、8月3日(土)、8月4日(日)、8月5日(月) 、8月7日(水)、8月8日(木)、8月10日(土)、8月11日(日) 各10:30の回にて舞台挨拶付上映を開催いたします!! 各回ごとの登壇者を概要にてご紹介いたします。
<舞台挨拶概要>
日程:8月2日(金) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作主演 小野武彦さん 日程:8月3日(土) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作監督 久万真路さん 司会:竹村果夏(小田原市観光キャンペーンモデル) 日程:8月4日(日) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作脚本・出演 岩瀬顕子さん 日程:8月5日(月) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作主題歌 澤田知可子さん、本作脚本・出演 岩瀬顕子さん 日程:8月7日(水) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作プロデューサー 柳川直隆さん(小田原高校OB) 日程:8月8日(木) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作プロデューサー 柳川直隆さん(小田原高校OB) 日程:8月10日(土) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作主題歌 澤田知可子さん、本作脚本・出演 岩瀬顕子さん 日程:8月11日(日) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作監督 久万真路さん
各会場:小田原シネマ館 劇場内 各料金:前売券、一般料金より ※舞台挨拶回は本編観覧者限定となります。 ※舞台挨拶の進行状況により、上映スケジュールが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。…
小田原シネマレター
——小田原シネマ館スタッフの一人が、『PERFECT DAYS』とヴィム・ヴェンダース監督の過去作等を関連させつつ僭越ながら長文を失礼いたします。(シネマレターその1・その2・その3も合わせてお読みください。)——
——こんな東京も、こんな生活も、本当はどこにもないのかもしれません。現代の東京があまりに混沌とし騒音にまみれていることは、歩いてみればすぐわかります。ヴィム・ヴェンダース監督はこのようなことを全てわかった上で、平山の暮らしを創り上げたのでしょう。 ヴェンダース監督が『夢の涯てまでも』(’91)を制作していた1990〜91年、そのドキュメンタリーである『ヴィム・ヴェンダース イン 東京』は、彼が東京を歩く姿を映しています。その中で彼は、現実の東京を映すと悪意のあるものが決して少なくなく映り込んでしまう、ということに触れます。 「平山」という主人公の名前は、ヴェンダース監督が敬愛する小津安二郎監督の作品人物から取られたものです。(ヴェンダース監督は、小津監督への愛を込めたドキュメンタリー『東京画』(’85)や、『東京物語』(‘53)へのタイトルオマージュとして『リスボン物語』(’95)といった作品も制作されています。ちなみに、平山は鎌倉のお菓子を好んでいますが、これは小津監督が北鎌倉の地に眠っているためです。) 『夢の涯てまでも』では、失明しつつある男が療養のために箱根の旅館を訪れる場面があり、旅館には小津作品を代表する俳優の笠智衆が。ヴェンダース監督にとっての日本的なるものは、ある種、自然の中にある聖域、理想郷として描かれてきました。それが現実の日本を表しているかは焦点ではなく、混沌とした現実に対する拠り所としてそこは存在しているのです。(過度に理想的であるが故に引っ掛かる部分も少なからずありますが、理想との差異に違和感をもった受け手に、現実を考え直す契機を持ちかけているともいえます。) 起きてから寝るまで、一日のルーティンを描き続けた『PERFECT DAYS』は、ジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』(’16)を想起させるものでもあります。どちらも、いち労働者の慎ましい生活の優しさ、時間の経過とともに少しずつ揺れていく日常を描きます。 時間はただ漠然と流れていくのではありません。止まっているように見えても、止めようとしても、時間の中では常に何かが動いています。変わっていくものはあまりに多すぎる。ともすれば見過ごされ、あるいは目も当てられず、忘れられてしまうような、変わっていくもの/時間の流れを映し出すのが、映画の一つの役割かもしれません。時間は、単なる時間ではなくなっていきます。 変化は時に悲しく、しかしながら、必然です。受け入れられなくとも、受け入れていかなければならない。そこに立ち向かう一つの手段が、平山の繰り返す生活なのではないかと思います。平山は、秩序のある東京を、一人小さく、しなやかに守り続けていきます。秩序とは、作り出す端から崩壊が始まっていくものかもしれません。けれども、平山はきっと日常を止めない。平山が保管する写真缶の日付は「2023年10月」頃まであり、これは映画の撮影時期よりも一年ほど先の日付です。平山は未来を生きていきます。その姿は、永く根をはる木のように、観るものを安心させるのです。
<作品概要> 監督:ヴィム・ヴェンダース 脚本:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬 出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和ほか 2023年/日本/124分 ※ 『PERFECT DAYS』チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。
劇場内には小田原シネマ館スタッフ作成のイラストと切り絵、劇中写真を使ったコラージュを展示しております。鑑賞に合わせてご覧ください。(コラージュは劇場に来てのお楽しみ!ご来場お待ちしております。)
<作品概要> 監督:ヴィム・ヴェンダース 脚本:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬 出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和ほか 2023年/日本/124分 ※ 『PERFECT DAYS』チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。
平山は長距離を移動せず、同じ場所にとどまり続けます。周囲と自分が、その中で揺れていく。しかし、彼の生活にもヴィム・ヴェンダース作品の真髄ともいえるロードムービー的要素が垣間見えます。 まず、車と音楽。多くのヴェンダース作品には乗り物が登場し、音楽が旅を彩ります。劇中で流れる「Perfect Day」は、ルー・リードの曲。ヴェンダース監督作『ベルリン・天使の詩』(’87)は有名ですが、続編の『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』(‘93)には、なんとリード本人が登場する一幕も。 さらに、カメラと写真。ヴェンダース作品を観ると、いつも写真を撮りたくなります。現実は認識した瞬間に過去になっていきますが、それを手に取る形で見られるのが写真の面白さの一つでしょうか。今を撮っているのに、それはもう過去なのです。現実と写真は、どこかずれているかもしれない。それでも、今を確かめ、また、過去をとどめるために、人は写真を撮り続けます。 それから、明確な起承転結がないことも特長です。要約を拒みます。
また、ニコが読むパトリシア・ハイスミス『11の物語』。ハイスミスは、ヴェンダース監督作『アメリカの友人』(’77)の原作者でしたが、ここで再登場。 『PERFECT DAYS』を観て、ヴェンダース監督のロードムービーが気になった方は、ぜひ初期三部作『都会のアリス』(’73)『まわり道』(’75)『さすらい』(’76)を!
<作品概要> 監督:ヴィム・ヴェンダース 脚本:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬 出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和ほか 2023年/日本/124分 ※ 『PERFECT DAYS』チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。
小田原シネマ館では7月5日(金)~7月11日(木)一週間限定映画『フォレスト・ガンプ/一期一会 4K ニューマスター版』を上映いたします。
国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」主催のリバイバル上映プロジェクトにて、製作30周年を記念して7月5日(金)より1週間限定でリバイバル上映が決定した『フォレスト・ガンプ/一期一会 4K ニューマスター版 』。
このたび、入場者特典として海外版ミニポスター(A5サイズ)が決定。そして、劇中にも登場する主人公フォレストとお揃いの「キャップ」とアクリルスタンド(2種)をセットにしたプレゼントキャンペーンを実施いたします。
<入場特典は海外版ミニポスター>
TM & COPYRIGHT (c) 1994 BY PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
入場者特典として『フォレスト・ガンプ/一期一会』の海外版ビジュアルを使用したミニポスター(A5サイズ)の配布が決定しました。ベンチに腰掛けるフォレストの後ろ姿のビジュアルに海外版ロゴがあしらわれているのが印象的なミニポスター。ぜひ映画館での思い出として手に入れよう!
<フォレストとお揃いの「キャップ」、アクリルスタンド(2種)をセットでプレゼント!>
今回のリバイバル上映を記念して、劇中で主人公フォレストがダン中尉と作ったエビの会社「ババ・ガンプ・シュリンプ」を再現したキャップと、フォレストのオリジナル限定アクリルスタンド(2種)のセットが当たるキャンペーンを実施することが決定いたしました!
キャップは映画『フォレスト・ガンプ』をテーマに、国内では3店舗(東京・後楽園、ららぽーと豊洲、大阪)を展開するアメリカン・シーフード・レストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ」でも販売される人気商品「Authentic Forrest Gump Cap」。
※キャップは大人サイズになります。 ※後ろのアジャスターでサイズの調節が可能です。(頭周り 53㎝~58㎝) ※100% Cotton(バングラデシュ製)
主人公フォレストのアクリルスタンドは、ポスタービジュアルでもお馴染みのベンチに腰掛ける後ろ姿とババ・ガンプ・シュリンプのキャップをかぶり走る躍動感ある姿の2種類。
『フォレスト・ガンプ』のファンにとっては存分に世界観を楽しめるグッズではないでしょうか。
<Filmarksプレミアム会員限定!プレゼントキャンペーン>
■プレゼント内容 ・「Authentic Forrest Gump Cap」 ・フォレストのオリジナル限定アクリルスタンド(2種)セット
※Filmarksプレミアム会員の方のみご応募いただけます。
■応募期間:2024年6月20日(木)15:00 〜7月28日(日)23:59
■当選者数:50名様
▼応募方法
専用フォーム(Filmarksプレミアム会員限定) https://forms.gle/rJ4Rfkk9wMnriMzD6 上記 URLより専用フォームにアクセス。必要事項を入力してフォームを送信。
応募者の中から抽選で50名様にプレゼント!
※Filmarksの有料版サービス・Filmarksプレミアム会員だけが応募可能 ※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
Filmarksプレミアムは月額550円(税込)の有料プログラムです。詳細はコチラ…
当館では『PERFECT DAYS』上映に寄せ、パンフレットと幸田文『木』を販売中! パンフレットは、舞台裏写真に加え、インタビューなど盛り沢山(田中泯さんによる手書き原稿は圧巻です……!)。表紙をめくって現れる、木々を映した半透明の装丁も素敵です。
『木』は、劇中の古本屋で平山が見つける作品。こちらの販売は、平井書店さんとのタイアップ企画でもあります。本を通じて平山に会いに行きましょう!
<作品概要> 監督:ヴィム・ヴェンダース 脚本:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬 出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和ほか 2023年/日本/124分 ※ チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。
<「#小田原シネマ館」「#音楽祭」ラインナップ上映 決定!!> 「#音楽祭」と題して「音楽」にまつわる作品の連続ラインナップ上映を開催中です!
<「#音楽祭」第6弾> 第6弾として映画『ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ』の上映が決定致しました!
<作品紹介> 1970年に解散し、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン亡きあとも、アルバムやAI技術を借りて新曲を発表し話題を集めるなど、時代を超えて世界中で愛される伝説のロックバンド、ザ・ビートルズ。 数多くの名曲を生み出し熱狂的なファンを生んだ彼らも、メジャーデビュー前はリヴァプールで演奏する小さなコピーバンドだった。 やがて初代マネージャーとなるアラン・ウィリアムズとの出会い、ハンブルクでの演奏活動、バンドメンバーの脱退と加入を経て、1962年「ラヴ・ミー・ドゥ」でのメジャーデビュー以降、20世紀を代表するグループへと駆け上っていく。元ドラマー、ピート・ベストらメジャーデビュー前の"ザ・ビートルズ"の姿を知る関係者のインタビューと、当時のTVパフォーマンス映像を交えながら、知る人ぞ知る初期ザ・ビートルズの在りし日を回想する。
<予告編>
【※拡散希望!】“ビートルズを解雇された男”が語る #ザ・ビートルズ の前日譚 ドキュメンタリー『#ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ』の予告編が解禁❣️ 7月5日(金)より全国順次公開‼️ 現在までに決まっている上映館一覧は公式サイトをチェック🔻https://t.co/IMs2rvxqfg… pic.twitter.com/UPkwIjxm7C
— 映画『ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ』公式 (@beatlesfilm) June 9, 2024
※ チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。
映画『ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ』
© SHORELINE ENTERTAINMENT
<作品概要>
監督:ボブ・カラザーズ 出演:アラン・ウィリアムズ、ピート・ベスト、アンディ・ホワイト、トニー・ブラムウェル、ノーマン・スミス、アラン・クレイン 字幕監修:藤本国彦 原題:The Beatles: Up Close and Personal 2008年…
<【4月25日限定】“一気見上映 ” 決定!!> 小田原シネマ館では、劇場版『機動戦士ガンダム I』、『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』に引き続き、4月26日より『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の上映を予定しております。 この度、『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の一般上映に先行しまして、4月25日(木)限定にて『機動戦士ガンダム』劇場版シリーズ3部作の“一気見上映 ”が決定致しました! 1日で劇場版シリーズ3部作をお楽しみいただける機会となります! 皆様のご来館をお待ちしております!
<富野由悠季監督もご来館!>
3月20日の「小田原シネマ館」オープニングセレモニーには、小田原ふるさと大使の富野由悠季監督にご来館頂き、オープニング作品として当日は劇場版「機動戦士ガンダム I」を富野監督が鑑賞し、上映の音量に関するアドバイスを頂きました。
<各回の上映時間について> 各回の上映時間は下記のとおりです。 ※各回、1作品ごとに完全入れ替え制となります。1作品ごとにご鑑賞料金がかかります。
映画「機動戦士ガンダム」 上映時間 10:30 〜
映画「機動戦士ガンダム II 哀・戦士編」 上映時間 14:00 〜
映画「機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙(そら)編」 上映時間 17:30 〜
※ 各上映回は40席限定となります。 ※ チケットのお求めはオンライン(クレジットカードのみ)もしくは劇場窓口(現金のみ)にてお申し込みください。
配給:バンダイナムコフィルムワークス
© 創通・サンライズ
<ご注意事項についてのご案内>
今後の上映作品によっては、個別に注意事項が異なる場合がありますので、予めご了承ください。…
<「#小田原シネマ館」「#音楽祭」ラインナップ上映 決定!!> 「#音楽祭」と題して「音楽」にまつわる作品の連続ラインナップ上映を開催中です!
<「#音楽祭」第5弾> 第5弾として映画『オスカー・ピーターソン』の上映が決定致しました!
<作品紹介> ジャズ史上最も偉大で人気のピアニストのひとり、オスカー・ピーターソン。陽気なキャラクター、聴く者をハッピーにするリズムとハーモニー、そして誰もが憧れる明快で魅力的な音質と超絶技巧――かのルイ・アームストロングは彼のことを「4本の手を持つ男」と呼んだという。日本でも『プリーズ・リクエスト』をはじめとする名盤の数々で知られ、来日公演も果たし、ジャズファンもアーティストも誰もがその影響と愛を口にする。
しかし、その順風満帆に映る音楽人生と、明るく魅力的なピアノスタイルの裏には、黒人であるゆえの長きにわたる差別との戦いがあった。1962年にオスカーが作曲した「自由への賛歌」は1960年代公民権運動の賛歌になり、その音楽的、社会的影響は分断の続くアメリカで今もなお響き渡っている。
1993年68歳には脳梗塞を発症。ピアニストとしては終わりかと思われたが、懸命のリハビリで奇跡の復活を遂げ、2004年には来日を果たすほどに回復した。
本作では、差別との闘い、病気と復活までの困難な道のり、家族愛について、多数の本人インタビューを収録。そして、そんなオスカー・ピーターソンが多くの人々にリスペクトされ続けるその理由を、実際にジャンルと世代を超えて彼の音楽に影響を受けてきたスター・ミュージシャンたち――ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ラムゼイ・ルイス、ハービー・ハンコック、ブランフォード・マルサリス、ジョン・バティステら が語り尽す。さらに妻・娘ら家族による、その旅立ちまで晩年の貴重な証言も収録され、彼の知られざる強さ、魅力に迫ります。
<予告編>
https://www.youtube.com/watch?v=G5n4p2oJfCk
※ チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。
映画『オスカー・ピーターソン』
© 2020 Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. in Japan
オスカー・ピーターソン(1925 - 2007)
1925年8月15日 - 2007年12月23日(82歳没)。カナダ、ケベック州モントリオール出身のジャズピアニスト、作曲家。モントリオール黒人コミュニティーで幼少の頃よりクラシック音楽を学び育つ。アメリカ人ではない出自にもかかわらず、ジャズの歴史に刻まれる代表的なミュージシャンに挙げられる。故郷カナダでは英雄であり、新1ドルコインの肖像にもなる。2025年には生誕100年を迎える。
<作品概要>
監督:バリー・アブリッチ 出演:ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ラムゼイ・ルイス、ハービー・ハンコック、ブランフォード・マルサリス、ジョン・バティステ、ケリー・ピーターソン(妻) 他 字幕:山口三平 原題:Oscar Peterson: Black + White 2020年 / カナダ…
<「#小田原シネマ館」「#音楽祭」ラインナップ上映 決定!!> 「#音楽祭」と題して「音楽」にまつわる作品の連続ラインナップ上映を開催中です!
<「#音楽祭」第4弾> 第4弾として映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』の上映が決定致しました!
<作品紹介> 圧倒的な影響と人気を誇る“ジャズピアノの詩人”ビル・エヴァンスの生涯を追ったドキュメンタリー。数々の名演、名盤を残し、薬物依存により51歳の若さで生涯を閉じたビル・エバンス。1958年にマイルス・デイビスのバンドに加入し「カインド・オブ・ブルー」を制作した当時の様子や、ドラマーのポール・モチアンとベーシストのスコット・ラファロをメンバーに迎えた歴史的名盤「ワルツ・フォー・デビイ」の制作経緯、そして肉親たちから見たエバンスの素顔や、エバンス自身の音楽への思いなど、これまで未公開だった数々の証言、エバンスの演奏シーンなど貴重なアーカイブで構成。また、ジャック・ディジョネット、ジョン・ヘンドリックス、トニー・ベネットら同時代に活躍したジャズマンや、本編の制作中に亡くなったポール・モチアン、ジム・ホール、ボブ・ブルックマイヤー、ビリー・テイラーらも登場。エバンスが駆け抜けた51年をさまざまな角度から読み解いていく。
<予告編>
https://youtu.be/XRMPu82kaFY
※ チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。
映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』
©2023 Bushbranch Studios Ltd
ビル・エヴァンス(1929-1980)
ビル・エヴァンスは、アメリカのジャズ・ピアニスト。 モダン・ジャズを代表するピアニストとして知られ、音楽活動30年足らずの間に、リーダーとして50枚以上のアルバムをリリースし、グラミー賞に18回ノミネート、うち7回受賞、さらに2回のグラミーの殿堂入りを果たし、死後にはグラミー特別功労賞生涯業績賞を受賞した。
<演奏曲目>
タイム・リメンバード Time Remembered
ヴェリー・アーリー Very Early
ナーディス Nardis
N.Y.C.'S ノー・ラーク N.Y.C.'s No Lark
ペリズ・スコープ Peri's Scope
ピース・ピース Peace Piece
ブルー・イン・グリーン Blue In Green
魅せられし心 Haunted…