<「#小田原シネマ館」「#音楽祭」ラインナップ上映 決定!!>
「#音楽祭」と題して「音楽」にまつわる作品の連続ラインナップ上映を開催中です!
<「#音楽祭」第9弾>
第9弾として映画『ザ・ローリング・ストーンズ ロックン・ロール・サーカス 4Kレストア版』の上映が決定致しました!
<作品紹介>
1968年に撮影されながら諸事情で1996年までの28年間封印されたままだった伝説的作品。 1996年版から画質音質が向上した2019年制作の4Kレストア版。 ザ・ローリング・ストーンズ、ジョン・レノン、エリック・クラプトン、ザ・フー、マリアンヌ・フェイスフル、オノ・ヨーコ、ジェスロ・タル、タジ・マハール…… 「ロックン・ロールとサーカスの融合」を目指してローリング・ストーンズが企画・製作し彼らがホスト役も務めたライヴイベントの撮影は、スウィンギング・ロンドンの真っただ中1968年の12月の2日間で行われた。 ストーンズは最高傑作アルバム『ベガーズ・バンケット』を出したばかりで、本作における〈悪魔を憐れむ歌〉のジャガーのパフォーマンスはバンド史上でも傑出している。 ジョン・レノンがエリック・クラプトン、キース・リチャーズらと組んだ、この時だけのためのバンド、ザ・ダーティ・マックは、レノンがビートルズ以外のメンバーと組んで初めて行ったライヴ。 また、ストーンズのリーダーだったブライアン・ジョーンズはこの撮影の半年後に27歳で亡くなり、これがストーンズとしての最後のパフォーマンスとなった。 ——ローリングストーン誌 あふれる色彩、永遠の若さ、究極のゴージャス。
——ニューヨーク・タイムズ紙 無礼という栄光に輝く若々しいストーンズが、彼らの牛耳った時代を蘇らせる。
——ザ・ガーディアン紙
すべてが、60年代後半の「何でもあり」の精神と、歪んだ時代の魅力にあふれている…
映画『ザ・ローリング・ストーンズ ロックン・ロール・サーカス 4Kレストア版』
※ チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。 ※ムビチケはご利用いただけません。
<作品概要>
監督:マイケル・リンゼイ=ホッグ 字幕:林かんな 1968-1996-2019年/イギリス/66分 配給:オンリー・ハーツ ©2019 ABKCO Films
上映:小田原シネマ館 運営協力:FM小田原株式会社
<「#小田原シネマ館」「#音楽祭」ラインナップ上映 決定!!>
「#音楽祭」と題して「音楽」にまつわる作品の連続ラインナップ上映を開催中です!
<「#音楽祭」第8弾>
第8弾として映画『ジョン・レノン 失われた週末』の上映が決定致しました!
<作品紹介>
「失われた週末」は本当に「失われ」ていたのか――
ザ・ビートルズのファンには周知の事実ながら、本当の事情はよく知られていない、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが別居していた「失われた週末」と呼ばれるプライベートな日々。その時期、ジョンはどこで、誰と、どんな生活を送っていたのか――。 ジョンとヨーコの個人秘書であり、プロダクション・アシスタントを勤めていた中国系アメリカ人、メイ・パン。 本作は、ジョンがヨーコの強い希望でメイと過ごすことになった、1973年秋から75年初頭にかけての18カ月間を、メイ本人の証言によって描くドキュメンタリーである。 ジョンはこの間、メイの助けを借りて、最初の妻シンシア・レノンとの長男ジュリアン・レノンと再会することができ、「失われた週末」という呼び名とは裏腹に、アルバム『マインド・ゲームス』(73)や、エルトン・ジョンをゲストに迎え、全米シングルチャート第1位を獲得した「真夜中を突っ走れ」を含む『心の壁、愛の橋』(74)ら名盤を創作。デヴィッド・ボウイやハリー・ニルソン、ミック・ジャガー、リンゴ・スターらとのコラボレーションや、ポール・マッカートニーとの久々の再会など、ビートルズ解散以降のソロキャリアのなかで最も多作で、商業的にも成功した時期を過ごした。 ジョンの名曲の数々や貴重なアーカイブ映像、写真を織り交ぜながら、メイが若き日の自分とジョンとの忘れ難い日々を回想し、彼女の目で見た素顔のジョン・レノンが生き生きと蘇る、ファン垂涎の一本。
<予告編>
1973年秋からの18 カ月、 ジョンはどこで何をしていたのか― 50年の時を経て明かされる、真実の物語 全国絶賛上映中! 『ジョン・レノン 失われた週末』https://t.co/TXsPnbHQqz#ジョン・レノン失われた週末 pic.twitter.com/NJTCoUWmeb — 『ジョン・レノン 失われた週末』𝟱.𝟭𝟬 𝗙𝗥𝗜 (@johnlennonLW) May 11, 2024
※ チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。 ※ムビチケはご利用いただけません。
映画『ジョン・レノン 失われた週末』
<作品概要>
監督:イヴ・ブランドスタイン、リチャード・カウフマン、スチュアート・サミュエルズ 出演:メイ・パン、ジョン・レノン、ジュリアン・レノン、ポール・マッカートニー、デヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョン 2022年/アメリカ/英語/94分/カラー/1.85:1/5.1ch 原題:The Lost Weekend:A Love Story 字幕:松浦美奈 字幕監修:藤本国彦 配給:ミモザフィルムズ © 2021 Lost Weekend, LLC All Rights Reserved…
小田原シネマ館では7月26日(金)~8月8日(木)劇場公開15周年記念『サマーウォーズ』をリバイバル上映いたします。
国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」主催のリバイバル上映プロジェクトにて、7月26日(金)より劇場公開15周年を記念した2週間限定の全国上映が決定した『サマーウォーズ』
<入場者特典として「リバイバル上映限定花札」が決定!>
劇中に登場するキーアイテムのひとつ「花札」。 今回はこの「花札」を入場者特典として全4種配布いたします。 当館で行われます7月26日(金)からの通常版上映ではうち4種をランダムでプレゼント!! すべて揃えると「四光」の役が揃うようになっています。
※画像内右から2番目の「花札」は4DX上映限定の特典となり当館では配布予定はございません。 ※画像はイメージです。 ※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布。 ※先着・数量限定のため、配布期間内でもなくなり次第終了となります。 ※数に限りがございます。あらかじめご了承ください。 ※特典は非売品になります。転売はご遠慮ください。
<パンフレット販売決定!>
小田原シネマ館では『サマーウォーズ』パンフレットの取り扱いが決定いたしました! 税込1,000円 公開当時2009年に発行されたパンフレットの復刻版! 色褪せぬ名シーンやインタビューの数々を是非お手元に!
※現在物販は劇場窓口のみでのお取り扱いとなっております。 ※取り置きやご予約は受け付けておりません。 ※数に限りがございます。あらかじめご了承ください。
<チケット販売中!>
特別料金:大人1,600円/高校生以下1,000円 ※各種割引はご利用いただけません。 お求めは劇場窓口(現金のみ) またはオンライン(クレジットカードのみ)でもお求めいただけます! オンラインでのチケットのお求めはこちら 皆様のご来場をお待ちしております!
<作品紹介>
サマーウォーズ』は15周年! テーマは「ENJOY!!」。みんなで15周年を楽しもう♪ <あらすじ> これは新しい戦争だ。 数学だけが取り柄の少年が、長野の田舎で憧れの先輩とその親戚達とともに、“OZ“と呼ばれる仮想空間から勃発した世界の危機に挑む。 インターネットと田舎の大家族と言う全くかけ離れたモチーフをもとに、豪快なバトルと繊細な人間ドラマで魅せる夏のアクション家族映画。 監督・原作:細田守 脚本:奥寺佐渡子 出演:神木隆之介、桜庭ななみ 他 主題歌:山下達郎「僕らの夏の夢」 制作:マッドハウス…
<「#小田原シネマ館」「#音楽祭」ラインナップ上映 決定!!>
「#音楽祭」と題して「音楽」にまつわる作品の連続ラインナップ上映を開催中です!
<「#音楽祭」第7弾>
第7弾として映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』の上映が決定致しました!
<作品紹介>
ザ・フォーク・クルセダーズの一員、サディスティック・ミカ・バンドのリーダーと、幾つもの顔を持ち、いつの時代も必ず一歩先にいた音楽家、加藤和彦の軌跡を追う世界初のドキュメンタリー映画。 同じものは作らないをモットーにジャンルも多岐に渡る、加藤和彦の功績に迫る。 フォーク、ロック、ボサ・ノヴァ、トロピカル・サウンド、レゲエ、タンゴなど、時代時代に敏感に、誰よりも深く研究し取り入れていた加藤。 本作では、加藤の人生、生きた時代を捉えながら、加藤にどのような変化があったのかを、関係者らの証言や当時の貴重な映像で紐解いていく。どこか飄々と時代を先取りしていた天才的な音楽家、加藤和彦のことを深く知ってほしい。 高橋幸宏の加藤和彦に対する想いがきっかけとなり、『音響ハウスMelody-Go-Round』の相原裕美監督の呼びかけで映画の企画がスタート。 本作では、彼の曲を愛する若い世代のアーティスト達が Team Tonoban(加藤和彦トリビュートバンド)を結成、名曲「あの素晴しい愛をもう一度」を新たにレコーディング、その模様も描かれており、歌い継がれていくこと、語り継がれていくことの大事さをスクリーンに映し出している。
<予告編>
🎼予告編が完成🎼 『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』 そろそろ、加藤和彦のことを語ろうか 🗓️公開日が5月31日に決定📅! そして、🎶 加藤和彦が手掛けた楽曲の数々や、🎹 貴重なポートレートが彩る予告編が完成 公開をお楽しみに🎬 本ビジュアルも完成!そちらも投稿しております✨ pic.twitter.com/YSkkZAqq02 — 映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』大ヒット公開中 (@tonoban_movie) April 11, 2024
チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお求めください。
映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』
<作品概要>
企画・構成・監督・プロデュース:相原裕美 出演者:きたやまおさむ、松山猛、朝妻一郎、新田和長、つのだ☆ひろ、小原礼、今井裕、高中正義、クリス・トーマス、泉谷しげる、坂崎幸之助、重実博、コシノジュンコ、三國清三、門上武司、高野寛、高田漣、坂本美雨、石川紅奈(soraya) 他 アーカイブ:高橋幸宏、吉田拓郎、松任谷正隆、坂本龍一 他(順不同) 制作:COCOON 配給・宣伝:NAKACHIKA PICTURES…
映画『じょっぱり 看護の人 花田ミキ』
青森県の伝説の人物花田ミキ。 看護に命をかけた波乱万丈の生き様を映画化。 「保健と看護」に命をささげた生涯を描く!
主演を務めるのは、青森県出身で、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」での演技が記憶に新しい木野花。また花田ミキと心を通わせるシングルマザー役にお茶の間で大人気の青森県出身タレント王林が扮し、実力派舞台女優として名を馳せる伊勢佳世が、若かりし頃の花田ミキを凛とした演技で見事に演じ切った。 監督を務めたのは、これまで実在の人物を題材に映画製作を続けてきた青森県出身の名匠・五十嵐匠。戦争の悲劇、命を守る保健師の原点、そして「この時代を生きている」ことの意味。人生の喜怒哀楽、あらゆるものが詰まった、観るものの心をわしづかみにする感動作。
この度、小田原シネマ館で7月26日(金)~8月1日(木)で各日1回上映をいたします。 ※火曜日は休館日のため上映ございません。
<本作 五十嵐匠監督 舞台挨拶付き上映決定!>
映画『じょっぱり 看護の人 花田ミキ』 7月28日(日)10:30の回限定、舞台挨拶付き上映を開催いたします!!
<概要>
日程:2024年7月28日(日) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作監督/小田原シネマ館名誉館長 五十嵐匠 会場:小田原シネマ館 劇場内 料金:一般料金より ※舞台挨拶回は7月28日(日)10:30の回、本編観覧者限定となります。 ※舞台挨拶の進行状況により、上映スケジュールが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください
<チケット販売中!>
お求めは劇場窓口(現金のみ) またはオンライン(クレジットカードのみ)でもお求めいただけます! オンラインでのチケットのお求めはこちら 皆様のご来場をお待ちしております!!
<予告編>
<ストーリー>
ただ生きていてくれたらいい。 究極の優しさは相手の命を想い続けること。
シングルマザーとして息子陸の子育てに追われる日々をおくっていたちさと(王林)は、仕事先のスーパーの常連である花田ミキ(木野花)と出逢う。人嫌いとして近所でも有名であった花田だが、ちさとやリクとの何気ない日常を過ごすうちに、人のぬくもりに触れ、自然と心を通わせていく。花田は自らがかつて看護師であったことをちさとに告白し、当時の社会情勢や今日までどのような生き方をしてきたのかについて静かに語り始める。 花田の若い頃(伊勢佳世)の姿は、八戸赤十字病院で集団感染が起きたポリオの治療法を広め、看護に対して誰よりも懸命に向き合い、生き抜いた姿だった。ちさとは、幼い頃に亡くなった自らの母親も看護師であったことから、花田に対して親近感を抱くようになっていったのだが……
<クレジット>
出演:木野花、王林、伊勢佳世 監督:五十嵐匠 製作:ストームピクチャーズ 制作プロダクション:トロッコフィルム 配給・宣伝:ポルトレ 後援 日本赤十字社/日本看護協会 2024年/日本/90 分/カラー/ビスタサイズ ©stormpictures …
<『ひまわり デジタルリマスター版』物販のご紹介>
小田原シネマ館では7/12より『ひまわり デジタルリマスター版』を上映しております。 ウクライナ侵攻を受けて日本各地で緊急上映が行われた『ひまわり』。 粒子ノイズ低減、シャープネス、色バランス調整を施しデジタル・リマスターした本編をお届けします。 当館では『ひまわり デジタルリマスター版』の関連物販を取り扱いいたします。
<パンフレット>
税込700円 美しい劇中シーンが数多く掲載されています。 日本で広く愛された『ひまわり』とそのデジタルリマスタリング、近年のウクライナ侵攻に寄せられた文章と共にお手元に置くのはいかがでしょうか。
<チャリティTシャツ>
税込4,000円 サイズ展開:S/M/L 売上のうち1,000円が日本赤十字社ウクライナの人道危機救援金に寄付されます。 モノクロのプリントの中のひまわりの黄色にパッと目が引かれます。 原題『I GIRASORI』(イタリア語で「ひまわり」)が中央に、上部には監督ヴィットリオ・デ・シーカ、下部には俳優ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、リュドミラ・サベーリエワの名前がそれぞれプリントされています。 浜辺で愛し合うジョバンナとアントニオの姿も……。
※現在物販は劇場窓口のみでのお取り扱いとなっております。 ※取り置きやご予約はできません。 ※当日ご用意している数に限りがございます。
ウクライナ侵攻からまもなく2年5ヶ月。 今も行われている戦禍に苦しむ人々や土地、文化について考えること、行動することを共にやめずに生きていきましょう。
映画『ひまわり デジタルリマスター版』<予告編>
<ストーリー>
第ニ次大戦前夜のナポリ。 理髪師の娘ジョヴァンナと電気技師のアントニオは海岸で出会って恋に落ち、すぐに結婚式を挙げ、甘い新婚生活を送り始めた。しかしそれも束の間、戦争が始まり、アントニオに召集令状が届く。アントニオは病を装って徴兵を逃れようとするが、見破られてロシア戦線へと送られることに―。 やがて終戦を迎え、ジョヴァンナのもとにアントニオが行方不明になったという通知が届く。
<作品概要>
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ 出演:ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、リュドミラ・サベーリエワほか 撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ 音楽:ヘンリー・マンシーニ 制作:カルロ・ポンティ 1970年/イタリア/ I GIRASOLI/ビスタサイズ/107分/モノラル2.0ch 提供:メダリオンメディア 配給:アンプラグド © 1970 – COMPAGNIA CINEMATOGRAFICA CHAMPION(IT) – FILMS CONCORDIA(FR)…
映画『シェアの法則』
小野武彦、映画初主演の話題作! シェアハウスを経営する老夫婦と、さまざまな背景をもつ住人たちとのかかわりを描いた舞台「シェアの法則」(作:岩瀬顕子/劇団青年座が上演)が映画化。主演は『踊る大捜査線』シリーズをはじめ『鍵泥棒のメソッド』『ザ・マジックアワー』など名脇役として舞台・テレビ・映画に引っ張りだこの小野武彦。芸歴57年目にして映画「初」主演というのも大きな話題となっている。脇を固めるのは実力派俳優の貫地谷しほり、人気上昇中の浅香航大、名脇役の鷲尾真知子、ハリウッド作品にも出演の岩瀬顕子、そして小野武彦とはデビュードラマで共演依頼、40年来の仲の宮崎美子。舞台版に引き続き岩瀬が脚本を担当し、『うちの執事がいうことには』の久万真路が監督。シェアハウスで起こる身近な問題を通して、人と人の繋がりや多様性を認める社会の大切さを描く心温まる物語。
この度、小田原シネマ館で8月2日(金)~8月15日(木) 毎日10:30の回で上映いたします。 ※火曜日は休館日のため上映がありません。
<連日舞台挨拶決定!!>
映画『シェアの法則』 8月2日(金)、8月3日(土)、8月4日(日)、8月5日(月) 、8月7日(水)、8月8日(木)、8月10日(土)、8月11日(日) 各10:30の回にて舞台挨拶付上映を開催いたします!! 各回ごとの登壇者を概要にてご紹介いたします。
<舞台挨拶概要>
日程:8月2日(金) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作主演 小野武彦さん 日程:8月3日(土) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作監督 久万真路さん 司会:竹村果夏(小田原市観光キャンペーンモデル) 日程:8月4日(日) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作脚本・出演 岩瀬顕子さん 日程:8月5日(月) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作主題歌 澤田知可子さん、本作脚本・出演 岩瀬顕子さん 日程:8月7日(水) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作プロデューサー 柳川直隆さん(小田原高校OB) 日程:8月8日(木) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作プロデューサー 柳川直隆さん(小田原高校OB) 日程:8月10日(土) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作主題歌 澤田知可子さん、本作脚本・出演 岩瀬顕子さん 日程:8月11日(日) 10:30の回 本編上映終了後(予定) 登壇者:本作監督 久万真路さん
各会場:小田原シネマ館 劇場内 各料金:前売券、一般料金より ※舞台挨拶回は本編観覧者限定となります。 ※舞台挨拶の進行状況により、上映スケジュールが変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。…
——小田原シネマ館スタッフの一人が、『PERFECT DAYS』とヴィム・ヴェンダース監督の過去作等を関連させつつ僭越ながら長文を失礼いたします。(シネマレターその1・その2・その3も合わせてお読みください。)——
——こんな東京も、こんな生活も、本当はどこにもないのかもしれません。現代の東京があまりに混沌とし騒音にまみれていることは、歩いてみればすぐわかります。ヴィム・ヴェンダース監督はこのようなことを全てわかった上で、平山の暮らしを創り上げたのでしょう。 ヴェンダース監督が『夢の涯てまでも』(’91)を制作していた1990〜91年、そのドキュメンタリーである『ヴィム・ヴェンダース イン 東京』は、彼が東京を歩く姿を映しています。その中で彼は、現実の東京を映すと悪意のあるものが決して少なくなく映り込んでしまう、ということに触れます。 「平山」という主人公の名前は、ヴェンダース監督が敬愛する小津安二郎監督の作品人物から取られたものです。(ヴェンダース監督は、小津監督への愛を込めたドキュメンタリー『東京画』(’85)や、『東京物語』(‘53)へのタイトルオマージュとして『リスボン物語』(’95)といった作品も制作されています。ちなみに、平山は鎌倉のお菓子を好んでいますが、これは小津監督が北鎌倉の地に眠っているためです。) 『夢の涯てまでも』では、失明しつつある男が療養のために箱根の旅館を訪れる場面があり、旅館には小津作品を代表する俳優の笠智衆が。ヴェンダース監督にとっての日本的なるものは、ある種、自然の中にある聖域、理想郷として描かれてきました。それが現実の日本を表しているかは焦点ではなく、混沌とした現実に対する拠り所としてそこは存在しているのです。(過度に理想的であるが故に引っ掛かる部分も少なからずありますが、理想との差異に違和感をもった受け手に、現実を考え直す契機を持ちかけているともいえます。) 起きてから寝るまで、一日のルーティンを描き続けた『PERFECT DAYS』は、ジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』(’16)を想起させるものでもあります。どちらも、いち労働者の慎ましい生活の優しさ、時間の経過とともに少しずつ揺れていく日常を描きます。 時間はただ漠然と流れていくのではありません。止まっているように見えても、止めようとしても、時間の中では常に何かが動いています。変わっていくものはあまりに多すぎる。ともすれば見過ごされ、あるいは目も当てられず、忘れられてしまうような、変わっていくもの/時間の流れを映し出すのが、映画の一つの役割かもしれません。時間は、単なる時間ではなくなっていきます。 変化は時に悲しく、しかしながら、必然です。受け入れられなくとも、受け入れていかなければならない。そこに立ち向かう一つの手段が、平山の繰り返す生活なのではないかと思います。平山は、秩序のある東京を、一人小さく、しなやかに守り続けていきます。秩序とは、作り出す端から崩壊が始まっていくものかもしれません。けれども、平山はきっと日常を止めない。平山が保管する写真缶の日付は「2023年10月」頃まであり、これは映画の撮影時期よりも一年ほど先の日付です。平山は未来を生きていきます。その姿は、永く根をはる木のように、観るものを安心させるのです。
<作品概要> 監督:ヴィム・ヴェンダース 脚本:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬 出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和ほか 2023年/日本/124分 ※ 『PERFECT DAYS』チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。
劇場内には小田原シネマ館スタッフ作成のイラストと切り絵、劇中写真を使ったコラージュを展示しております。鑑賞に合わせてご覧ください。(コラージュは劇場に来てのお楽しみ!ご来場お待ちしております。)
<作品概要> 監督:ヴィム・ヴェンダース 脚本:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬 出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和ほか 2023年/日本/124分 ※ 『PERFECT DAYS』チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。
平山は長距離を移動せず、同じ場所にとどまり続けます。周囲と自分が、その中で揺れていく。しかし、彼の生活にもヴィム・ヴェンダース作品の真髄ともいえるロードムービー的要素が垣間見えます。 まず、車と音楽。多くのヴェンダース作品には乗り物が登場し、音楽が旅を彩ります。劇中で流れる「Perfect Day」は、ルー・リードの曲。ヴェンダース監督作『ベルリン・天使の詩』(’87)は有名ですが、続編の『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』(‘93)には、なんとリード本人が登場する一幕も。 さらに、カメラと写真。ヴェンダース作品を観ると、いつも写真を撮りたくなります。現実は認識した瞬間に過去になっていきますが、それを手に取る形で見られるのが写真の面白さの一つでしょうか。今を撮っているのに、それはもう過去なのです。現実と写真は、どこかずれているかもしれない。それでも、今を確かめ、また、過去をとどめるために、人は写真を撮り続けます。 それから、明確な起承転結がないことも特長です。要約を拒みます。
また、ニコが読むパトリシア・ハイスミス『11の物語』。ハイスミスは、ヴェンダース監督作『アメリカの友人』(’77)の原作者でしたが、ここで再登場。 『PERFECT DAYS』を観て、ヴェンダース監督のロードムービーが気になった方は、ぜひ初期三部作『都会のアリス』(’73)『まわり道』(’75)『さすらい』(’76)を!
<作品概要> 監督:ヴィム・ヴェンダース 脚本:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬 出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和ほか 2023年/日本/124分 ※ 『PERFECT DAYS』チケットのお求めはオンラインもしくは劇場窓口にてお申し込みください。